うりおの日記

青年海外協力隊27年度2次隊としてモザンビークのビランクーロという町にいます。職種はコミュニティ開発です。

モザン生活486日目 三輪タクシー屋

昨年12月より5人のドライバーと三輪タクシー屋をやっている。簡単に言うと日本では無線でやっていることを携帯のメールで代用している。電話をくれたお客さんに一番近いドライバーを探して迎えに行かせるという流れだ。これまで任地には類似のサービスはなかった。

 

だいぶ前に三輪タクシーを一台購入したので、この分野で何かしたいなとずっと思っていた。アイデアは当初よりあったのだがまとめ役(電話番)が見つからなくてそのままになっていた。とりあえず自分が電話番になって始めた。

 

まずは観光客を対象とし、地図上にホテルやレストランをマッピング、町をいくつかの地区に分割して地区Aから地区Bだといくらというルールにした。

 

特徴は2点ある。

・いつも早い

だいたいは10分以内にお客のところへ行ける。たまに全員サービス中でキャンセルしなければならないこともあるので要改善だ。

・定額

相手が相場を知らないとみるとドライバーは過剰請求をする。観光客は確実にカモになる。ひどいと相場の10倍以上を請求される。

 

2か月で累計90件の依頼を受け、売上が 25,000 メティカイスほどだ。

電話番が売上の10%を徴収する仕組みになっている。初期投資(携帯代、チラシコピー代など)の5,000メティカイスはこれまでに半分回収できた。メティカイスを1.6倍すると日本円になる。

 

私が不在でも問題なく仕組みが続く状態まで持っていきたい。いくつか大きな課題があるがそこを目標にしなければ先に進めない気がする。

 

ちなみにグループ名は『Takuro’s Team』だ。私以外全員の賛成で決まった。

 

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