うりおの日記

青年海外協力隊27年度2次隊としてモザンビークのビランクーロという町にいます。職種はコミュニティ開発です。

モザン生活161日目 活動計画を提出して2週間

モザン生活161日目 活動計画を提出して2週間

 

活動計画を提出して2週間。

とりあえず形にしたもの

・郡内の宿泊施設一覧作成

複数の書類と担当の頭の中にあった情報をまとめて一元化。大小合わせて100件以上あるらしい。

・月別宿泊客リストの電子化

毎月各宿泊施設から宿泊客の一覧を提出してもらっている。これまでは紙の書類を事務所まで持ってきてもらっていたのだが電子媒体のままメールで提出してもらうことにした。宿泊施設側はラクになるしこちらもデータの分析が容易になる。

メールして電話して主だったホテルをまわってご挨拶兼変化点の説明。

 

Este trabalho é sem sentido.

この仕事には意味がありません。

Agora, nós estamos a fazer mudança. Sentes excitação, não é?

今私たちは変化を起こしています。ワクワクするら? (多少無理やり)

 

写真は観光担当の同僚Ofeliaと

Para comemorar nosso primeiro desafio

私たちの初チャレンジを記念して

 

ちなみに実作業はほぼ全てOfeliaがやった。できる子や。

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モザンビーク生活153日目

モザンビーク生活153日目 すごい久しぶりでこんなこと書いていいのか分からないのだけど

 

任地に来て3か月たった。

任地で何をやっていたかというと主に酒を飲んでいた。

ほぼ毎日飲んでいた。だいたい昼から飲んでいた。

暑くてビールがうまい。飲み屋にギターを持っていくとだいたい誰かが酒をおごってくれる。ある意味理想的な環境だ。結果すげえ太ってしまった。アフリカに来て太るなんて思ってなかった。

 

配属先に活動計画を提出した。

コンセプト

観光業と地元(農民、漁民)をつなぐ

主なやりたいこと

・観光客誘致用のホームページ作り(今までなかった。観光の町なのに。年間観光客数は3万人以上らしい。でもそんなにいるように見えない。データが怪しい)

・町の清掃活動(海はきれいなのに町やビーチにゴミが散乱している)

・地元産品をお土産として観光客に販売(直接地元の人にお金が落ちるように)

・観光客と地元の人が触れ合えるツアーの開発(これも直接地元の人にお金が落ちるように)

・地元産品の需要拡大(市場に行っても地元のものはほとんどない。多くの野菜、果物が南アからの輸入もしくは首都から購入してきたもの。ちなみにこの郡の80%以上は農業に従事しているとのこと。この問題の根は深い。4WD車が自由に使えれば郡内の農産物を都市部に持ってくることが出来るのだが持ってきただけでは恐らく競争に勝てない。車も自由に使えない)

・ランニング関連で何かしたい

・養鶏

 

計画作りにあたって考えたこと

・自分のペースで活動できる幅を大目にとりたい。この国で周りのペースに合わせているとかなり消耗する。例えばレストランで注文してからサーブされるまで30分待つとかが普通だ。周りに合わせるのは必要だが合わせすぎないように。

・帰国するときにこの町や人と絆とか思い出とかとても強いそういうものが欲しい。別に好きでもどっちでもいいから。なんてまともなんだ。

 

計画を配属先の所長さんに提出し3日後に感想を聞いた。「読んだよ。頑張ってね」ということだった。質問、意見なし。たぶん今のところ興味もない。気楽でいいかな。

 

とういわけで頑張ります。

 

写真は日本モザンビーク弾き語り対決の様子。盛り上がった。今はこんな感じだ。

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モザン生活76日目 活動について 何をするのか

そもそもモザンビークで何をするのか書いていなかった農業省管轄のビランクーロ郡経済活動事務所というところの配属になる。農業、漁業、畜産業、観光業、その他商業活動を管轄する事務所だ。

主な活動は農業の新技術を普及することにあるみたいだ。普及員(Extensionista)と呼ばれる人たちが村を巡回して農民に知識、農業資材、種etcを広めている。

私もポジションとしては普及員になる。

配属先かJICAかどちらが作成したか不明だが現在提示されている活動の切り口として、

・近代養蜂技術の普及

・モリンガ(という栄養価の高い果樹)の普及

・ネリカ米(という乾燥に強い米の品種)の普及

・漁業

・観光業

が挙げられている。基本的には自分でネタを見つけてやってよねという感じだ(もちろん配属先と話しをしながら)。

ちなみに私はビランクーロへの三代目の派遣者だ。まずは前任の活動の確認作業から始めたい。始めたいのだがまだ自分の交通手段がない(JICAの規定によりバイクが利用できるのは来年1月末頃から)。同僚が出張する際に車に乗っけてもらうようにお願いする毎日だ。

写真はカジュー(カシューナッツ)の苗木を農民グループに届けたときのもの。大雨で道がぬかるみ動けなくなってしまった。全員でタイヤを掘り出したり車を押したり引いたり。約2時間格闘した。

あせっても意味がないことを身体で理解してきた。

 

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モザン生活76日目 任地について

青年海外協力隊でアフリカに行ってさぞ厳しい環境で生活しているんだろう」と思われている方が多いことだろう。全然そんなことはない。断水は頻繁だがある面では日本よりも恵まれている。

任地ビランクーロ(Vilanculos)はモザンビーク有数の観光地だ。遠浅のビーチが何キロも続く。水の透明度も高い。子どもは水際ではしゃぎ若者は砂浜でサッカーに興じる。沿岸にはリゾート風のBarが並びおっさんたちが波の音を聞きながらビールを飲む。そんな平和な風景を見ながらランニングしている。夢のようだ。

ともかくこの町にお世話になることになった。Zinene kutivana!(現地語ではじめまして)とあらゆるところで言いまくっている。

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モザン生活69日目 活動開始?

先週より任地の役所に通っている。

先週一週間なにをやったのかというと主にネットサーフィンをしていた。

やることがないのだ。

事務所内はフリーWIFIが完備されており受け入れ先のカウンターパートはほぼ一日フェイスブックを見ている。

郷に入っては郷に従えということで一緒になって一日中ネットサーフィンをしていた。日中ネットサーフィン、夕方からビールの生活を一週間やっていい加減うんざりしてしまった。まあ最初はこんなもんかな?

明日からちょっと目先を変えていこうと思う。この町をおもしろがらなきゃだ。

写真は唯一仕事っぽいことをしたときのもの。

4WDで一時間の村に養蜂の巣箱×15を届けた。

緑色の箱が巣箱、腕をけがしている人がカウンターパート(バイクで事故ったとのこと)、ペットボトルの黒い液体が蜂蜜(未濾過)。

 

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モザン生活 57日目

今日はご近所さんのお宅にお邪魔した。

出来ることはなんでもやらさせて頂こうということでスピーチをさせて頂く。家族の話、大学の話、友人の話、抱負を述べさせて頂いた。拙いポルトガル語なのにみなさん真剣に聞いてくださる。

続いて『上を向いて歩こう』ポル語版を歌わさせて頂いた(ポル語名は英語と同じでSUKIYAKI)。知らない歌でもなんとなく一緒に歌って頂けるありがたい国民性だ。合計3回歌った。3回目は録音までしてもらった。

喜んで頂けた様子だ。

Maputo生活はやりきった。

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モザン生活56日目 バイク試験に合格した

今日ようやく受験が出来てバイク試験に合格した。(21/25 18点以上で合格)

様々アドバイスをくれた先輩たちに感謝だ。

合格した後にJICAの事務所に寄ったら調整員さん(私のようなボランティアの面倒を見てくれる人)に「予想外の結果でびっくりしました」と言われた。なめんなよ。

すんごく小さいけど「ポル語初学者でも初回受験で合格」の歴史を作れた。

寮に戻ったら先輩(5回落ちた経験あり)にワインを頂き15:00現在すでに酔っている。

さっきまで酔いながら受験の手引きを作っていた。共有フォルダに保存して今日やるべきことは終了だ。あとはやりたいことをやるだけだ。

寮の掃除などをしてくれているお手伝いさんに「あなたはいつもギターを弾いたり昼からお酒を飲んだり楽しそうでいいわねー」と言われたがちゃんと勉強もしている(と言うことができてよかった)。

これで心置きなく任地に行ける。

ちなみにバイク試験に落ちた場合、運転手つきの車が支給される。好みの問題もあるが客観的に見て車の方が利便性が高い。