うりおの日記

青年海外協力隊27年度2次隊としてモザンビークのビランクーロという町にいます。職種はコミュニティ開発です。

モザン生活482日目 鶏が全滅した

先々週、年一回の隊員総会というのがあった。首都のマプトにモザン中の隊員が集まって日頃の活動報告などをした。一週間ほど首都にいて任地に戻ったら鶏が全滅していた。正確に記述すると40匹が3匹に減った。原因は病気だ。強力な伝染病で口と鼻から水を吐いてふらふらになって死ぬ。近隣で飼育されている鶏は全て死んだ。例年8月に流行る病気らしいのだが今年はなぜか1月に蔓延し、村中で鶏が死にまくった。

 

電話連絡があった後、すぐに村に行き一緒に養鶏をやっているパラフィナさんにまずは不可抗力だったのかどうかを確認した。聞いた限りでは今の自分たちの人脈や知識、経験では防ぎようがなかったので安心した。彼との信頼関係に傷が付かなかったという意味で。あと今の時点で彼の生活が鶏に依存していないというのも救いだ。

 

「これからどうしようか?俺にはアイディアがないよ」

「まあちょっとずつ頑張るしかないね」

「確かに」

 

ということでちょっとずつ頑張ることになった。

 

そんなに落ち込んではいない。一日かけて『花より男子2』を見たら回復するレベルだ。

 

写真は生前の鶏たち。かっこいい。