モザン生活 282日目 養鶏の原価低減
帳簿の内容がイマイチなので正確な数字が出せないのだが養鶏のランニングコストにおいてエサ代がどうやら大きいらしい。
原価低減ということで、自分が住んでいる町の食堂をまわり残飯を安価で買い取りエサの足しにするということを試験的に実施している。
「都市部のゴミを農村部で有効活用する仕組み作り」というとボランティアっぽくていい感じに聞こえる。
しかし実際には残飯は都市部でも需要があるのだ。例えば乞食の人が食べるし都市部でも家の敷地内で鶏を飼っている人はいるのでそのエサとしての需要もある。
すでに存在していた残飯市場内の流通経路を変えたというのが正確な記述になる。
ゼロから価値を作るのって本当に難しいと思う。
今のところ順調に鶏の数が増えており40羽を超えた。卵も産まれた。
子どもの写真は鶏の面倒を見てくれている人のお孫さん。行くといつもダッシュで椅子を出してくれる。