うりおの日記

青年海外協力隊27年度2次隊としてモザンビークのビランクーロという町にいます。職種はコミュニティ開発です。

モザン20日目 10月25日 日曜日 vol2

 

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この前mamaに洗濯を手でやる方法を教えてもらった。

 

mama「大変でしょう。機械は高くて買えないから手で洗うのよ」

私「大変ですね。体力がいります」

Mama「いい運動になるでしょw日本では機械でやるから簡単でしょ?」

私「確かに日本では機械があるので身体はラクです。でも心や頭を使うことが多すぎて心を病んでしまう人がいっぱいいます。こうやって身体を使って誰かの役に立つ機会というのは非常に重要だと思います」

 みたいな話しをした。その後の会話の流れで精神疾患のことを先天性の知的障害のことだと認識したことが分かった。昨日のお好み焼きといいまた誤った日本を紹介したみたいだ。

 明るく笑いながら作業をしているのだが本当に大変で体力がいる。日本の実家はmax時8人家族だったのだが一日の洗濯物を干すだけでかなりの時間が奪われた。手洗いの洗濯+干す作業だとちょっと考えられないぐらいの作業量になる。この家の場合は水道があるので水は不自由しないし家族数も比較的少ないが地方だと水汲み作業が発生するし大家族も多い。家電製品は家事労働の軽減にとって非常に重要だ。だからといって私が全ての家庭に洗濯機を買ってあげることはできない。家事労働軽減のために何ができるだろうか。出来ることを探すのが私の仕事だ。