うりおの日記

青年海外協力隊27年度2次隊としてモザンビークのビランクーロという町にいます。職種はコミュニティ開発です。

モザン生活19日目 10月24日土曜日

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現在は首都マプトのホストファミリー宅に住まわせてもらって午前中はポル語の授業、午後はチューター(語学やモザン事情の講師兼世話係のようなポジション)と一緒に行動して勉強する毎日だ。今日でホストファミリー宅に来てすでに10日が経過している。途中に事前の任地訪問をはさむが11月半ばまでこの生活が続く。

ホストファミリー宅はマプト市内の3階建て集合住宅にあり水道も電気も通っている。お湯はでないが朝のシャワー時はmamaがポットでお湯を沸かして水と混ぜてくれるので温かいお湯で身体を洗うことができる。途上国で中間層というのは把握しにくいのだが(ごく少数の富裕層と大多数の貧困層という構図なので平均が見出しにくい)、このお宅は富裕層でもなく貧困層でもない。途上国ではめずらしい中間層だ。

地域の雰囲気は都市部の下町といった感じだ。近所同士仲がよいみたいで子どもが

多い。治安もよいらしく家の女の子(14歳)が夜20:00に外に買い物に行っても問題ないようだ。「危なくない?」と聞いたら「このあたりは泥棒がいないから大丈夫よ」とのことだった。親も引き止めなかったので大丈夫なのだろう。いずれにせよ不自由はない。全然ない。

普段何を食べているのかというと米が多い。長粒種だ。そして量が多い。かつおいしい。アフリカで太ってしまった。モザンの都市部では主に米が食べられているとのことだ。農村部ではとうもろこし粉を水で溶かして練ったものがメインになると聞いている。

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家族はmamaのFlaviaと息子の彼女Edina、娘のSheshe(14歳)だ。他の子どもたちは独立してよそで働いているらしい。Shesheはとてもかわいい。ホストファミリーとして日本人を受け入れるのは初めてらしく最初こそぎくしゃくしたがとてもよくしてくれている。ホームステイが始まった当初は意義が見出せなくて(さっさと任地に行きたくて)ちょっと戸惑ってしまったのだが目の前の人に尽くすという意味ではどこに行っても変わらないなと思い直した。今は一日に一個はホストファミリーに何か喜んでもらえることをするようにしている。例えば日本の写真を見せるとかおみやげを買うとか料理をするとか買い物を手伝うとかちょっとしたことだ。

家族との関係はとてもよい。夜に家族でテレビを見ていると本当の家族なんじゃないかと錯覚してしまうほどだ。単に私が厚かましいだけという可能性もある。一応日本代表なのでリラックスしすぎないように注意しようと思う。

 

ホームステイ先。3階に住んでいる。

お好み焼きになる予定だった何か日本食。粉を間違えたみたいだ。好きに焼いていいのがお好み焼きなのでまあいいやと思う。「お好み焼きはこうでなければ!(例えばソースはこれでなければとか山芋をいれてふんわり焼き上げなければ)」みたいな関西ナショナリズムはもっていない。味はよかった。喜んでくれたみたいだ。

Shesheはもうお腹いっぱいと言っている。いつもすぐにお腹いっぱいになる。かわいい。

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