読書感想12 もの食う人びと
訓練中、講座で紹介があった。同じ生活班の人が読んでいたので自分も読もうと思って図書室で借りて読んだ。
世界中の食事と人に関するエッセイ集だ。途上国の話だ。
大学生のころに読んだはずなのだがほぼ記憶にない。
アフリカや南アジアの話は全然覚えていなかった。
おそらく情報量が多すぎて明確なイメージを持ちにくいのだろう。
記憶になかったので新鮮な気持ちで読むことが出来た。ポジティブだ。
それに対してくっきりと覚えていたエピソードがあった。東欧のサーカスの話だ。
パートナーにナイフを投げる、突き刺さる。感触はどんなものだったろうか。
全体的に読みやすく読むと人間が愛しくなる。とてもいい本だと思う。
同じ本を読んでいた生活班の人とこの本について語れたら楽しかったのだがその機会はなかった。これはclaimかもしれない。かなり残念。直接本人に伝えたことはなかったけれど。